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なす麻利漬の由来
麻田家伝
大正時代、京加茂の地は夏ともなれば、一面茄子畑。
当家初代麻田利一、いち早く保存と美味を研究の末、
今日自慢の茄子佃煮が誕生、麻利漬と命名。
二年という歳月を掛け塩漬けにした茄子を加茂の夏水で戻し刻み、手前醤油に砂糖に味醂、他は一切使わず炊き上げますと、歯ごたえある麻利漬の完成。かみしめる程に口中にて茄子の旨味が広がってきます。
ごはんのお供に、酒、茶漬党の方へは、少し唐辛子にて味をととのえてもおります。贈答にも好評。
是非、京の麻利漬にて今夜も至福・口福のひとときを。
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